お兄さんと【完】
きっとすごく2人は仲がいいんだろうけど、なんか意外な組み合わせだなぁ。


星くんは大人っぽいけど、秀さんは子供っぽい。


むちゃくちゃ失礼だけどね。


「ねぇねぇ!この子が噂の子?」


そう言う秀さんの視線は明らか私に向けられていた。


『噂の子』って、私はいったいどんな噂になっちゃってるわけ!?


「とりあえず座って注文しようか。」


秀さんの言葉を無視して、星くんは私の背中を押して席につかせた。


出来ればその噂とやらの話、私も聞きたいんですけどー!
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