お兄さんと【完】
「こっちに右腕通してくれる?そうそう。で、ここをちょっと押さえといてー。」


というわけで、かずちゃんのおばあちゃんに着物を着させてもらうことに。


もうすでにお腹が苦しいんですけどっ!


「帯しめるわねー。」


「は、はいっ。」


さ、更に苦しくなったーー。


そして本当に動きづらい...


「はい、完成。」


「ありがとうございますっ。」


鏡を見ると、ちょっと別人みたいに見える気がする。


まぁ自分の和服姿に見慣れてないから、当たり前か。
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