お兄さんと【完】

「どこ行きたいの?」


「秀くんのお店っ!」


「秀?たぶん祝日は店も休みだと思うけど?」


そう。


それも知ってる。


ちゃんと手は打ってあるから大丈夫。


「うん、でもそこでちょっと約束があるんだ。」


「わかった。じゃぁ秀のお店向かうね。」


「ありがとう!」


よ、よかった。


星くんが優しい人で。


変に疑われもしないで。


だってじゃないとドッキリにならないじゃん?
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