お兄さんと【完】
えっ?
よく状況を確認してみると、ケータイを握りしめたままベッドに横になっていた私。
お兄さんとのメールも夢と間違えてるのかと思った。
でも手に握られたケータイにはちゃんとお兄さんとのメールのやりとりが残されていた。
夢...じゃなかったんだ。
少しずつ昨日の夜お兄さんとしたメールの内容が思い出されたとき、ふと気がついた。
今日からテストじゃん!?
まだ勉強してない範囲あったのにっ。