虹 ~ホントの私って~
始発までの時間
私たちは、
何度も
何度も
唇を重ねて

沢山話をした

時々
あきらくんの手が
私の胸に伸びてきたけど

ギュッとつねって

あきらくんの
おでこをたたいた…

そんな、些細な
事も、

わたしの心を震わせた
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