虹 ~ホントの私って~
ピンポーン
インターホンがなった

「無視して…」

身動きができないくらい
私を、強く抱く

出るつもりなんて
なかった…

今の2人を、邪魔されたくない

息をひそめて

いなくなるのを

待っていた

< 69 / 83 >

この作品をシェア

pagetop