bitter×bitter
なんであたしがあいつらと仲良くしなきゃなんないの。
「めんどくさいことは嫌いなの。
もう寝るからあっち行って。」
「ここ俺の家だっつーの。
飯は?」
「いらない。」
「わかった。」
おやすみ、と付け足し、一弥はもう一つある部屋へと消えた。
あたしが寝るのはいつも居間のソファー。
居間ってほどのもんでもないけど。
一弥は居間の隣にある寝室で寝る。
さすがに一緒には寝ない。