わたしだけを見てほしいのに
「知ってるよ。よく朝、
同じ車両になるよね。」
え…知っててくれた!
悠斗くんと目が合う
話し方も目も
歌ってる時と違ってすごく優しい
私が頷くと
悠斗くんがちょっとだけ
照れた笑顔になる
「南大付属でしょ。」
「うん。」
学校まで知っててくれた
嬉しい…
「あ、俺も南大付属。」
ギターの子が
すかさず会話に入ってくる
「あ、そっか
直樹もだった。」
「映奈も!」
「お前は退学目前だろ?」
純哉くんが突っ込みを入れて
みんなで笑った
同じ車両になるよね。」
え…知っててくれた!
悠斗くんと目が合う
話し方も目も
歌ってる時と違ってすごく優しい
私が頷くと
悠斗くんがちょっとだけ
照れた笑顔になる
「南大付属でしょ。」
「うん。」
学校まで知っててくれた
嬉しい…
「あ、俺も南大付属。」
ギターの子が
すかさず会話に入ってくる
「あ、そっか
直樹もだった。」
「映奈も!」
「お前は退学目前だろ?」
純哉くんが突っ込みを入れて
みんなで笑った