LOVEsoHIGH
「ひゃっ…! やめてぇ」
ぼさぼさの髪を振り乱す。
暖房がついてない部屋で下着姿にされるなんて拷問だ!
「あと一時間早く起こせばよかったかな……いい眺め。
まぁいいや。これ着ろ」
今度は見覚えのない服を頭から着せられた。
「なっ……なに? 誰のこれぇ?」
どうしたの、この洋服!
なんなの?
私は頭が完全にパニックに陥る。
「やっぱ、似合うと思った」
遼也は一人満足そうに頷く。