LOVEsoHIGH
「なに? なんなの?」
高級ブランドのロゴが入ったワンピース。
「プレゼント」
プ……プレゼント?
短い説明でなんとなく状況を飲み込んだ私。
「ありがとう……」
「はやく行くぞ。温泉」
「温泉……うん」
いつも遼也のペースにのまれて、従うしかなくなる事ばかり
誤魔化されてるんだけど
何もなかったかのように振る舞う遼也に
これなら
これでいいと納得してしまう私がいて
遼也らしいプレゼントの渡し方が可笑しくてたまらない。