私だけを愛して。

「茉亜耶…おはよう。」

俺は茉亜耶に声をかけた。

「おはよ…」

そう言って茉亜耶は
走って行ってしまった。

まあ…話せたしいいか。
そう思って俺も靴を履き替えた。

「魅羽斗さ茉亜耶ちゃんと
友達なの?」

友達って言うか…

「なんで?」

つか拓哉こそ知り合いなのか?
茉亜耶ちゃんって呼んでるし。

「茉亜耶ちゃん不思議だよな。」


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