私だけを愛して。

しばらく魅羽斗と
歩いていた。

「ここ私の家…」

いつも真っ暗な家…
真っ暗な家はずっと前から
大嫌いだ。

「でかっ。茉亜耶…親は?」

でかくないよ…

「いない。」

私なんかよりも
仕事を選んだからね。

「1人なのか?」

私は頷いた。

「なんかあったら連絡しろよ。
すぐ来るから。」

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