私だけを愛して。

ひたすら走って
やっと着いた。

ピーンポーンピーンポーン

インターホンを鳴らす。
寝てるのか?
頼む出て来てくれ…

もう一回鳴らした。

ピーンポーンピーンポーン

しばらくして
ガチャっ
ドアが開く音がした。

「えっ?」

元々大きな目をさらに
大きくして俺を見ている。
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