私だけを愛して。

嫌だって餓鬼かよ…。

「だめ。病院連れてってやるよ。
早く着替えろ。」

茉亜耶は半泣き状態で
俺を見てくる。
そんな目で見んなよ…。
俺がしばらく黙って見ていたら
茉亜耶はしぶしぶ準備を
始めた。

つか…こんな広い
家で1人で住んでんだな…。
いつから1人で住んでんだ?

「準備出来たか?」

「出来たよ…」

すごく嫌そうな
顔をして言ってきた。

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