【完】想うのはこれから先も君ひとり
「良いんですか?」


瑠夏さん、約束覚えていてくれたんだ…。


「もちろん!!愛花にも言ってあるし。杏莉の体調次第だけど大丈夫?」


「うん。昨日よりはだいぶ楽だから大丈夫」


「良かった。じゃあ、準備しておいてね。一旦家に帰ってまた来るから。優斗、送ってくよ」


「あっ、ありがとうございます。すみません」


申し訳なさそうな優斗君


「ついでだから気にしないの。帰る準備するからもう少し待ってて」


瑠夏さんは慌ただしく出て行った


「せっかくだから楽しんで来いよ」


「うん。そうする。また此処に来てくれる?」


1人だと不安になっちゃう


「来ても良いけど…。俺なんかで良いのか?」


あたしは小さく頷いた


「じゃあ、また来るよ。」


優斗君は優しいからな…
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