【完】想うのはこれから先も君ひとり
「瑠夏も俺が離れることを嫌がってたから愛花も似てるんだろ」


「パパもママには甘いよね」


「だって、瑠夏はありのままの俺を見てくれたからな」


ママは優しいもん


「愛花は準備出来たのか?もうすぐ瑠夏来るぞ」


「愛花、準備出来た?」


パパ、良く分かったね


「うん。ママ、ゆっくりで良いよ」


「丈瑠、髪の毛やって」


「はい、ここ座りな」


パパはあたしが座ってた所へ誘導した


ママはゆる巻きのポニーテール


似合うんだよね…


ママの髪の毛が終わってしまうとパパはママにキスをする


あたしが居てもお構いなし


他の人なら許せないけどパパ達なら許せる


だって、パパとママは理想だもん


「愛花、また話しは聞くからな。今は楽しんで来いよ」


パパに見送られあたし達は家を出た
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