【完】想うのはこれから先も君ひとり
「愛花、杏莉迎えに行ってくれる?あたしは此処で待ってるから」


「分かった。杏莉、準備出来てるかな?」


なんて言いながら杏莉を迎えに行く


「杏莉ー?迎えに来たよ。準備出来た?」


声がしないので勝手に中に入る


するとそこには固まった杏莉の姿


……どうしたんだろ?


「杏莉ー?大丈夫?」


動く気配がないので声を掛けてみる


「あっ、ごめん…」


意識飛んでたな…


杏莉を連れ車へ向かうと途中で春代さんとすれ違った


ママを待たせると悪いから少しだけお話して車へと向かった


「ママ、連れて来たよ」


「さっ、早く乗って」


あたし達が乗るとママは運転を開始した


ママが連れて行ってくれるのはあたしのお気に入りの場所


たくさんのお店があって見飽きないんだ
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