【完】想うのはこれから先も君ひとり
「杏莉、愛花。2人で回っておいで。あたしは1人で回るし。帰り際にお茶して帰ろ」


ママは1人で見るの好きみたいだしね


パパにもお土産買って行くんだろうな…。


とりあえず同じ場所に集合ってことで一旦、ママと別れた


まずは杏莉の欲しい物を見に行く


たくさんあるカーテン


ありすぎて本当迷っちゃうよね


話しを聞いてみるとあたしと好みが似てるみたい


だから、好きそうな場所へと連れて来た


「これにする」


杏莉はすぐに決めたようだった


そして、カーテンを取る


「あたしが持つよ」


「ありがとう」


杏莉は笑顔でお礼を言う


その姿が本当に可愛い


そして会計を済ませる


「次、何処行く?」


「あたし、此処知らないから愛花ちゃん、案内してくれる?」


杏莉はこの街に来たばっかりだったね
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