【完】想うのはこれから先も君ひとり
「俺、愛花が好きだよ?だから、付き合ってくれる?」


ちゃんと聞いてみねぇとな…


「優雅は…あたしで良いの?」


真っ赤になったまま不安そうに聞く


「愛花じゃなきゃダメなの。俺、愛花に一途だから」


自分で言っておきながら恥ずかしい


「じゃあ、よろしくね」


そう言って笑った愛花は今までで1番輝いていた


「愛花こそ俺で良い?」


「優雅じゃなきゃダメ!!優雅しか見てない。」


ギュッと抱き着いて来た愛花は可愛い


「今まで何人かと付き合ってたじゃねぇか」


「あれは…優雅を忘れるため。その他に理由はない」


俺に抱き着いたまま話す


「あたしだって小さい頃から好きだった。でも、今の関係が崩れるのが嫌だったの」


俺と同じだったのか…
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