【完】想うのはこれから先も君ひとり
「なぁ、俺のこと忘れてるだろ?」


そういえば、優雅も居たんだった…


「コイツはあたしの幼なじみの篠崎優雅。仲良くしてあげてね」


「優雅君か…」


杏莉は小さく呟き顔を伏せた


「どうした?」


「なんでもない。」


優雅の顔を見て泣きそうな顔をした


やっぱり、何かあるな…。


「ねぇ、杏莉って呼んで良い?」


「えっ…?良いけど。あたしと友達になってくれるの?」


「もちろん。杏莉とは友達になれそう。」


愛花は良い人を見分けるのが得意なんだよな


「良かったな?」


「うん!!ありがとね」


杏莉は笑顔になる


「バイト行かなきゃ…」


時計を確認し愛花が呟く


もうそんな時間なんだな


愛花は近くのコンビニでバイトをしている
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