【完】想うのはこれから先も君ひとり
「オムライス食べたい」


「分かった。材料はあるし帰るか」


あたし達は家路についた


改めて入る優斗の部屋


男の子にしては綺麗に片付けられていて感心する


「この部屋使うと良いよ」


案内されたのはまだ使われていない綺麗な広い部屋


「あたしがこの部屋使って良いの?」


優斗は小さく頷いた


「お風呂溜まってるし入っておいで。その間に準備しとくから」


あたしはさっき買ってもらったモノを持ってお風呂場に案内してもらう


「ゆっくり入って来い」


一旦荷物を置きに来た時に溜めておいたとか…


ニコッと微笑んで準備しに行ってしまった


お風呂場も広くてゆったりしている


一人暮らしにしてはもったいないくらいだな…


あたしは優斗に言われた通りゆっくり湯船に浸かり疲れを取ることにした
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