【完】想うのはこれから先も君ひとり
頭を撫でてるとそのうち眠っていた


いくら食器洗いと洗濯物畳んだだけっていったって杏莉には負担が大きいような気がする


「ごめんな…。」


気付いたらそんな言葉を口にしていた


ベッドに寝かせるか…。


俺は起こさないようにベッドへ向かう


そして、ゆっくり寝かせる


しかし、首に手を回したまま離れようとはしない


こうやって甘えてくれるのは嬉しいけどさすがにキツかったりする


でも、寝顔可愛い


この寝顔に癒されそうだ


俺は杏莉の寝顔を少し眺めた後、リビングへ戻る


テーブル拭いたりしないとな…。


後は明日早いうちに洗濯物を干せるようにタイマーにしとかないと…


「ゆうと…」


さっき寝たばっかりの杏莉の声がして振り向く


「起きたのか?」


小さく頷いた杏莉は俺に抱き付いてきた
< 199 / 686 >

この作品をシェア

pagetop