【完】想うのはこれから先も君ひとり
「そろそろ優斗も来るはずね」


お店を出てうろうろしていると優斗の姿を見つけた


「優斗!!」


あたしは嬉しくなって優斗に抱きついた


いきなりのことに驚いている優斗。


「杏莉ちゃんって優斗のこと想ってるのね」


未優さんも嬉しそうだ。

それから、未優さんが晩御飯を作ってくれることになった


未優さんは手際が良くてほんの短時間で作り上げてしまっていた。


晩御飯を作ってくれてる間、あたしは片付けをしながら優斗と話していた


本当にたくさん買ってもらって申し訳ない気持ちでいっぱい


だけど、未優さんがあたしを“妹みたい”って言ってくれるようにあたしも未優さんが“お姉ちゃん”みたいだった


「優斗ー!!杏莉ちゃん、ご飯出来たよ」


未優さんが呼んでくれたので優斗と一緒にリビングへ向かった
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