【完】想うのはこれから先も君ひとり
いつものように学校に行く子供達を見送り片付けをしていた
「ママ~!!」
あたしをママと呼ぶ女の子
紗弥(サヤ)ちゃん
まだ1歳になったばかりの子
この子が3ヶ月の頃、段ボールに入って施設の入り口に置かれていた
それ以来、この施設で引き取りあたしが育てている
「紗弥、眠い?」
目を擦っている紗弥を抱き上げ部屋へ行き帯紐を探し背負う
あたしは紗弥を背負ったまま仕事をする
春代さんも2人の男の子を抱いたまま散歩に出掛けた
あたしは施設の入り口の掃き掃除をする
「すみません。」
紗弥に話しかけながら掃除をしていると男の人に声を掛けられた
「どうしました?」
あたしと同い年くらいの男の人に聞く
「此処に東条杏莉って子、居ますか?」
……杏莉に用事?
「ママ~!!」
あたしをママと呼ぶ女の子
紗弥(サヤ)ちゃん
まだ1歳になったばかりの子
この子が3ヶ月の頃、段ボールに入って施設の入り口に置かれていた
それ以来、この施設で引き取りあたしが育てている
「紗弥、眠い?」
目を擦っている紗弥を抱き上げ部屋へ行き帯紐を探し背負う
あたしは紗弥を背負ったまま仕事をする
春代さんも2人の男の子を抱いたまま散歩に出掛けた
あたしは施設の入り口の掃き掃除をする
「すみません。」
紗弥に話しかけながら掃除をしていると男の人に声を掛けられた
「どうしました?」
あたしと同い年くらいの男の人に聞く
「此処に東条杏莉って子、居ますか?」
……杏莉に用事?