【完】想うのはこれから先も君ひとり
俺は愛花の両親に救われた


愛花の両親に出会ってなかったら…


今、此処に俺は居ない


「相変わらず仲良いな」


声を掛けて来たのは小野寺健斗(オノデラケント)さん


愛花の兄貴で俺の憧れの人


「優斗、親父がまた来ていいって言ってたぞ?」


「本当ですか?ありがとうございます」


愛花と健斗さんの両親、丈瑠さんと瑠夏さん


2人とも凄く優しい人


本当の子ではない俺のことまで気にかけてくれている


「愛花、沙穂姉が今度休みになったら買い物行くって言ってたけど?」


「本当?ついて行こ」


沙穂さんは丈瑠さんの妹


俺らと年齢は代わらない


丈瑠さんと沙穂さんは年が離れた兄妹


丈瑠さん達は18歳で健斗さんを…


20歳で愛花を産んだらしい
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