【完】想うのはこれから先も君ひとり
次に目が覚めた時に傍に居てくれたのは瑠夏さん


「杏莉、目が覚めた?


「ごめんなさい…」


瑠夏さんにまで迷惑掛けちゃった


「謝らなくて良いのよ。春代さんには事情を話したから優斗と一緒に居て良いわ」


「瑠夏さん、優斗は?」

「リビングよ」


あたしは重い身体を引きずりリビングへ行く


「ゆう…と?」


あたしが来て驚いてる


「優斗、傍に居てあげて。あたしが居るより優斗の方が良いみたい」


瑠夏さんが来て説明してくれた


「杏莉、おいで?」


優斗はソファーに座りあたしを呼ぶ。


嬉しくなって近寄った


抱き寄せてくれそうだったけど自分から抱きついた


優斗はあたしの好きなようにさせてくれた


久しぶりに感じる優斗の温もり


愛花達は何かを話してるようだったけどあたしは聞かないようにした
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