【完】想うのはこれから先も君ひとり
「ねぇ、そういえば、夕依達も学校休みなの?」
「あたし達は年に1度の職員会議で学校が休み。多川先生に“杏莉が来る”って言われて待ってたの」
……そっか。
「夕依、また絵を描いたんだけど見てくれる?」
「うん。良いよ!!杏莉の絵を見るの久しぶり~」
あたしは夕依にノートとスケッチブックを渡した
「また上手く描けてる」
夕依には自分の描いた絵を見せておきたかった
いつも、褒めてくれるから。
「このデザイン、本当に上手いよ。採用してもらえば良いのに…」
「あたしじゃまだまだだから。」
“勿体無いよ~!!コンクールに出せるのにぃ。”って言ってくれる夕依
あたしはそう言ってくれるだけでも嬉しかった。
夕依に褒めてもらえると“頑張って良かった”って思えるから
「あたし達は年に1度の職員会議で学校が休み。多川先生に“杏莉が来る”って言われて待ってたの」
……そっか。
「夕依、また絵を描いたんだけど見てくれる?」
「うん。良いよ!!杏莉の絵を見るの久しぶり~」
あたしは夕依にノートとスケッチブックを渡した
「また上手く描けてる」
夕依には自分の描いた絵を見せておきたかった
いつも、褒めてくれるから。
「このデザイン、本当に上手いよ。採用してもらえば良いのに…」
「あたしじゃまだまだだから。」
“勿体無いよ~!!コンクールに出せるのにぃ。”って言ってくれる夕依
あたしはそう言ってくれるだけでも嬉しかった。
夕依に褒めてもらえると“頑張って良かった”って思えるから