【完】想うのはこれから先も君ひとり
「今日はありがとうございました。」


キッチリとお礼を言っている杏莉。


「良いの。夕依にも会えて良かったじゃない。」


「久しぶりに話せて楽しかった」


そう言った杏莉は満足しているようだった


「じゃあ、ゆっくり休むのよ。」


「はい。お疲れ様です」

瑠夏さん達は帰って行った


「杏莉、シャワー出るし先にお風呂入ってこい。この前、教えたの覚えてるか?」


「うん。そうするね。覚えてるよ~。」


念のためにシャワーの出し方教えといたんだ。


杏莉は荷物を置き着替えを持ってお風呂場へ向かって行った


俺は杏莉がお風呂場に入っている間に夕食の準備をする


揚げ物や酢の物やサラダなどバランス良く選ばれていた食材をお皿に乗せる


そして朝の残りのご飯と味噌汁を温めてテーブルに置く
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