【完】想うのはこれから先も君ひとり
杏莉がねだってくれるなんて思ってなかったから。


こんなに嬉しいことはない


「フフッ。ありがと。」


恥ずかしそうにニコッと笑う杏莉が可愛らしい


「じゃあ、また明日。ゆっくり休めよ?」


小さく頷くと俺に抱きついたままうずくまった


俺は小さく叩きあやすと杏莉はすぐに眠っていた


そんな杏莉の寝顔を見ると愛おしく思う


杏莉の寝顔を見ると癒される


そして、“この子の為に頑張ろう”なんて思える


こんな気持ちになるのは杏莉が初めてだ。


杏莉が寝たのを確認し机に向かう


そして、今日買ったものを鞄の中から取った


杏莉が夕依と話してる間に丈瑠さんと急いで買いに行ったもの


知らない場所は不安で愛花達が話してる間に丈瑠さんが連れて行ってくれた


明日の準備をして眠りに就いた
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