【完】想うのはこれから先も君ひとり
2人とも戻って来ないまま1日の日程が終わってしまった


「優斗ー!!遅い。ホームルーム終わったぞ」


優雅の声に気付き謝る優斗


良く見ると優斗の後ろには誰かが隠れていた


「顔出しな?」


こんなに優しく語りかける優斗は見たことない


「2人とも怖くない?」


不安になってるんだね


優斗が説明してようやく顔を出してくれた


本当に可愛い子


話していくうちに意気投合したあたし達


この子となら友達になれそう


しかも、あたしが行きたかった学校からの転校生だし…


大地さんのこと知ってたし。


大地さんはパパ達の高校時代の担任の先生


あたし達、兄妹を可愛がってくれる


今でも、親交のある人なんだ


しばらく会ってないから久しぶりに会いたいなぁ
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