【完】想うのはこれから先も君ひとり
「バイトばっかりだからな。たまには息抜きも必要さ。」


「だって、杏莉と一緒に居るの楽しいんだもん」


そう言ってくれると嬉しい


それから他愛のない話をして優斗の家に着いた


「送って頂いてありがとうございました。」


ちゃんとお礼言わなきゃね。


「良いんだよ。今日はゆっくり休むんだぞ」


「「はい」」


あたし達が返事をすると丈瑠さんの車はゆっくり走り出した


車が見えなくなったと同時に家に入る


「たくさん買い物しちゃった」


「楽しかったか?」


「うん。楽しかったよ。ありがとう」


あたしは荷物を置きソファーに座る


歩き疲れて足が痛い


「杏莉、ゆっくりお風呂入ってこい。その間に飯作っておくから。」


あたしは優斗の言葉に甘えることにした。
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