【完】想うのはこれから先も君ひとり
大好きな人とこんな風に笑って居られることに幸せを感じていた


優斗も犬好きらしくたくさんの犬と戯れていた


そんな優斗の笑顔を写真に残す


たくさんの犬達と戯れて居ると時刻は夕方だった


「そろそろ帰るか」


優斗に言われホテルに戻る


ホテルに戻る間、優斗はずっと手を握ってくれていた


「優斗…?」


後ろから優斗を呼ぶ可愛らしい声が聞こえた


あたしは咄嗟に優斗の手を強く握った


優斗もそれに答えて強く握り返してくれる


「泉実じゃん。久しぶりだな」


さっきまで優しく語りかけてくれていた優斗の口調が低くなった


「そんなに険しい顔しなくて良いじゃん。その子、彼女?可愛い~!!」


泉実ちゃんはあたしに抱き付こうとした


……怖い!!怖いよ。


なんて思ってたら優斗に抱き寄せられた
< 426 / 686 >

この作品をシェア

pagetop