【完】想うのはこれから先も君ひとり
「優斗…好き。」


……えっ?


杏莉を見ると眠っていた


寝言か…?


起きる気配はないし寝言だな。


可愛いヤツ…


嬉しくて笑みが零れる


「俺も…好き。」


そう杏莉の耳元で囁いた


すると小さく微笑んだ


本当、可愛いヤツ。


どんな夢でも見てるんだろうな。


けど、まさか泉実に会うなんて思ってもなかった

杏莉にはまた嫌な思いさせた。


アイツに好きだって言われても俺は杏莉しか興味ないから。


杏莉だけしか考えられない


それだけ、杏莉の存在が大きいってことだよな


俺が1人の女を此処まで好きになるとは思わなかった


そして、分かったこと。


俺って独占欲強いな


杏莉とは一緒に居たいと思う


杏莉だから安心出来るんだ


俺は杏莉の寝顔を見ながら眠りに就いた
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