【完】想うのはこれから先も君ひとり
「好きなの見てこい。」


「優斗は…?」


急に悲しそうな顔をする杏莉


「そんな悲しい顔するなって。俺もぶらぶらと回っておく」


すると少しだけ杏莉の表情が明るくなった


俺達はしばらく別行動をすることにした


この前みたいにならないか不安なんだろうけど此処は知り合いに会うこともないだろう。


杏莉はお土産を探しに行った


俺もいろいろと見て回る


優雅達には菓子で良いな。


土産物屋には珍しくこぢんまりとしたアクセサリーショップを見つけた


その中で目に入ったもの


それは星形のネックレス


せっかくだから内緒で杏莉に買っていってあげよう


愛花とお揃いで…。


ブレスレットを夕依とお揃いにしてあげるのも良いかもな。


可愛いものが好きな杏莉だから喜んでくれるはずだ
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