【完】想うのはこれから先も君ひとり
「俺、母さんに言われてお前を連れ戻しに来たんだ」
「だから、行かないってばぁ。それにお前って言わないで。あんたに“お前”って言われるの嫌い」
そういえば、“お前”って言われるの嫌いって言ってたな。
「俺、意地でも連れて帰るから」
そう言って俺の後ろに隠れている杏莉を強引に引っ張りキスをする
「んっ…いやぁ…」
これは助けなきゃいけないと思った
「嫌がってんだろ?離してやれよ」
無理やり杏莉を引き離し俺の方へと抱き寄せる
「杏莉、俺じゃダメなの?昔から杏莉のこと好きだったのに。」
だから、こんなに執着してたんだな
「優斗は…あたしを理解して受け入れてくれた。こんなあたしで良いって言ってくれたの。だから翼のとこには行けないよ」
杏莉は一生懸命振り絞って言葉を繋げていた
「だから、行かないってばぁ。それにお前って言わないで。あんたに“お前”って言われるの嫌い」
そういえば、“お前”って言われるの嫌いって言ってたな。
「俺、意地でも連れて帰るから」
そう言って俺の後ろに隠れている杏莉を強引に引っ張りキスをする
「んっ…いやぁ…」
これは助けなきゃいけないと思った
「嫌がってんだろ?離してやれよ」
無理やり杏莉を引き離し俺の方へと抱き寄せる
「杏莉、俺じゃダメなの?昔から杏莉のこと好きだったのに。」
だから、こんなに執着してたんだな
「優斗は…あたしを理解して受け入れてくれた。こんなあたしで良いって言ってくれたの。だから翼のとこには行けないよ」
杏莉は一生懸命振り絞って言葉を繋げていた