【完】想うのはこれから先も君ひとり
「優斗、ごちそうさま」


「いいえ。今度は4人でどっか行こうな。優雅の奢りで。」


「そうだね。杏莉、転ばないでね。」


「うん」


ご飯を食べてしばらくしたら何処か体調が優れない


「優斗…具合悪い」


あたしは強がらずに素直になることにした


「大丈夫か?って大丈夫じゃないな」


そういって額をくっつけられる


「熱があるな。」


やっぱり熱があるんだ。


「優斗、買うものない?あたし、買ってから優斗ん家に行くよ」


「ヨーグルトとかプリンとか果物類買ってきて。多分、そのくらいしか食べれないと思うから。」


愛花は“分かった”と言ってスーパーへと向かって行った


「優斗…ごめん。」


せっかくの楽しい時間だったのに。


また、あたしが台無しにしちゃったな。
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