【完】想うのはこれから先も君ひとり
「さっ、遅くなるし帰りましょ。丈瑠も健斗も待ってるから」


家は此処から車で直ぐのとこ


今日もママの運転で帰る


「愛花、後でお話しようか?」


「パパと一緒に居なくて良いの?」


ママとパパは仲良しだから家に居る時は常に一緒に居る


「丈瑠も仕事があるみたいだしさ…」


ママはちょっと寂しそうだった


「それに…今日、入学式だったでしょ?たくさん話し聞かせて欲しいな」


ママはあたしの愚痴や世間話を聞いてアドバイスをしてくれる


あたしの良き理解者


いろんな会話をしているとあっという間に家に着いた


「「ただいま~」」


「お帰り。飯、出来てるぞ」


出迎えてくれたのはパパ


「ありがと。いつもごめんね…」


「謝んなって…。お互い様だ」


パパはママの頭を撫でながら呟いていた
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