【完】想うのはこれから先も君ひとり
あっという間にお父さんとの再会の日


緊張して早めに目が覚めてしまった


目が覚めても優斗の腕の中


嬉しくて表情が緩む


優斗に抱きしめられてると落ち着くんだよね。


「杏莉、おはよ。」


「おはよ…」


「そんなに緊張しなくて良いよ。」


優斗にはすぐバレるな


「何着て行ったら良いかな?」


「愛花と沙穂さんに買って貰ったヤツで良いと思うよ」


今の時季くらいから着れるよね


「じゃあ、朝ご飯の準備しておくから着替えてこい」


優斗は軽くキスをして頭を撫でて出て行った


優斗のキスは不意打ちの時があるから不意打ちは慣れない


だけど、それが嬉しくて仕方ない


あたし、優斗のこと大好きなんだな…。


離れたくない


お父さんと会って“別れろ”なんて言われるのかな?
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