【完】想うのはこれから先も君ひとり
杏莉が着替えてる間に俺も準備をする。


「優斗、準備出来た」


「じゃあ、行くか。」


戸締まりをして一緒に家を出る


そして、離れないように手を握る


するとニコッと微笑んでくれた


コイツは俺の気持ちも知らずに微笑むし甘えて来る


感情を抑えるので必死だ


感情が爆発してしまったら杏莉を壊してしまいそうで怖い


「優斗…?大丈夫?」


あっ、意識飛んでた


不安そうに俺を見つめる杏莉


そんな杏莉を落ち着かせる為に頭を撫で続けた


スーパーに着き食料品を買う


「杏莉、欲しいものはないのか?」


「ヨーグルトが食べたいな」


「好きなの持って来い」


「良いの?」


俺が小さく頷くと嬉しそうにヨーグルトを取りに行った


ある程度、買い物を済ませ杏莉と歩いていた
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