【完】想うのはこれから先も君ひとり
優斗と別れ未優さんと歩く


「杏莉ちゃん、なんであんなことしたの?」


あんなことってキスのことだよね?


頑張って勇気振り絞った


「優斗には笑ってて欲しいんです。だから無意識に身体が動いちゃいました」


エヘヘって笑って話した


「杏莉ちゃん、今から行きたいとこあるんだけど良いかしら?」


……行きたいとこ?


「良いですよ?」


「良かった。着いてからお話ししましょうね」


何処に行くかは教えてくれないみたい


ここは大人しく未優さんに着いて行くことにした


「着いたわ」


未優さんと会った場所から歩いて20分


とても豪華な家の前に着いた


「此処は?」


「あたしの家よ」


未優さんの家ってことは優斗の家


「誰も居ないし上がって」


あたしは未優さんの家にお邪魔することになった
< 522 / 686 >

この作品をシェア

pagetop