【完】想うのはこれから先も君ひとり
あたしに抱き着いたままひたすら泣く愛花
あれから長い月日が経ち愛花があたしと丈瑠が出会った時と同じ高校2年生になった
健斗は大学に通いながらファーストフード店でバイトをしてる
愛花は高校に通いながらコンビニとあたしが働いている施設でバイトをしている
この歳で掛け持ちしている愛花は偉いけど…
無理してる感じがしていた
案の定、爆発したみたいで泣き続けている
「瑠夏…?」
丈瑠がお茶をお盆に乗せやって来た
「愛花、泣いてるのか?」
「うん。だから気が済むまで泣かせてあげようと思って…我慢してたみたいだからさ」
「昔の瑠夏にそっくりだな」
ハハッと笑ってごまかすしかない
愛花はいつも笑って過ごしてる
だけど、無理してるのが見え見えなんだ
あれから長い月日が経ち愛花があたしと丈瑠が出会った時と同じ高校2年生になった
健斗は大学に通いながらファーストフード店でバイトをしてる
愛花は高校に通いながらコンビニとあたしが働いている施設でバイトをしている
この歳で掛け持ちしている愛花は偉いけど…
無理してる感じがしていた
案の定、爆発したみたいで泣き続けている
「瑠夏…?」
丈瑠がお茶をお盆に乗せやって来た
「愛花、泣いてるのか?」
「うん。だから気が済むまで泣かせてあげようと思って…我慢してたみたいだからさ」
「昔の瑠夏にそっくりだな」
ハハッと笑ってごまかすしかない
愛花はいつも笑って過ごしてる
だけど、無理してるのが見え見えなんだ