【完】想うのはこれから先も君ひとり
「怖かったよぉ…」


優斗と居られる安心感からか今まで我慢していた涙が溢れて来た


優斗はベッドに寝転がり文句1つ言わずに抱きしめてくれた


「兄貴にマーキングされてるし」


「そんなの知らない。恐怖でいっぱいだったの。夏のこと思い出して…」


「ごめんな?」


「謝るくらいなら海斗さんのこと忘れさせて?」


優斗でいっぱいにして欲しい


「可愛すぎるんだけど」


「優斗じゃなきゃ嫌だよ」


優斗と離れたくなくて思いっきり抱きついた


そして、それと同時にキスして来る


海斗さんの事を忘れさせてくれる優しくて甘いキス


「母さん達も居るし今日はこれだけな?」


----トントン


「ご飯持ってきたわよ」


未鈴さんが夜ご飯を運んで来てくれた


あんまり食べたくないなぁ…。
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