【完】想うのはこれから先も君ひとり
「優斗、杏莉ちゃんの体に傷作ったのはお前だろ?」


やっぱり優雅は気付いてたんだ


「お前、変なところで勘が働くんだな。」


「だって、制服で隠れてるけど、あれだけの傷があるならただ事じゃないだろ?」


優雅に隠し事は出来ないみたいだ


俺は今までにあったことを全て話した


「それは杏莉ちゃんに感謝しなきゃだな。」


……だよな。


~♪~♪~♪~


優雅と話して居ると俺の携帯がなった


着信・小野寺愛花


「愛花からだ…」


「はっ、愛花…?」


とりあえず、出てみることにした


「もしもし?」


『優斗!!大変なの!!杏莉が…』


「杏莉がどうした?」


『とりあえず、校門に居るから来て!!』


愛花は焦っている


……なんか嫌な予感。


「優斗、どうした?」


優雅の話は聞かずに学校に急いだ
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