【完】想うのはこれから先も君ひとり
大志さんが帰った後、気疲れしたらしく俺に抱きしめられたまま眠ってしまった杏莉


まさか、俺も来るとは思ってなかったし。


まぁ、話が出来て良かった


~♪~♪~♪~


電話?……誰だろ


着信・寺脇夕依


「もしもし?」


『あっ、優斗君。いきなりごめんね』


どうしたんだ?


「どうした?用事か?」


じゃないと掛けて来ないよな。


『あっ、うん。ちょっとそっちに行くことになったの。杏莉をびっくりさせたくて…』


「夕依に会いたがってたからちょうど良かった。杏莉は隣で熟睡してるから内緒にしといてやる」


『ありがとー!!ごめんね。遅くに…』


それから少し話して電話を切った


幸い、杏莉は起きていない


……良かった。


俺は寝ている杏莉を抱きしめキスをして眠りについた
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