【完】想うのはこれから先も君ひとり
あたしにはお父さんからと優斗から…


いつも貰ってばっかりで申し訳ないなぁ。


「杏莉、申し訳ないって思ってるだろ?」


……あっ、バレた?


あたし、顔に出やすいからな…。


「申し訳ないなんて思うな。」


あたしの頭を撫でながら笑ってくれた


「相変わらず甘い雰囲気漂ってるんだから」


夕依は呆れた感じだけど嬉しそう


「でも、何でお父さん?」


「あぁ…。優雅と別れてから1人でぶらぶらしてたら大志さんに会ってさ。そして、2人で買い物してきた」


何気に優斗とお父さんって仲良くなってるもんなぁ。


「杏莉、お父さんとも仲良くやれてるみたいだね」


「うん。優斗のおかげで前に進めたの」


本当に優斗のおかげ…。


「優斗君には感謝だね」


あたしが小さく頷いて優斗を見ると多少、赤くなっていた
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