【完】想うのはこれから先も君ひとり
「優斗、ありがとう」


あたしは優斗に抱きついた


「ふふっ。本当、2人を見てると癒される。」


夕依はあたし達を眺めていた


しばらくするとあたしは優斗の膝の上に居た


バランス取れないから怖いんだけど、優斗がしっかりあたしを抱きしめていた


「優斗君、あたし…1回自分の家に戻るね?」


あたしに話したことを優斗に話していた


「大丈夫なのか?」


「うん。怖いけど帰る。だけど、何かあったらまた此処に来て良い?」


「もちろん。またおいで。その方が杏莉も喜ぶだろし」


優斗は優しいから文句は言わないんだ


それからはご飯を食べお風呂に入ってゆったりした時間を過ごした


「じゃあ、あたし寝るね」


夕依のこの一言であたしと優斗も部屋に戻った


そして、優斗に抱きしめられながら眠りについた
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