【完】想うのはこれから先も君ひとり
「相変わらずラブラブだよねー。」


あたし達をからかうのは愛花


「まぁ、優斗が杏莉しか興味ないのは丸分かりだけど。」


そう、あたし達はいつの間にか…


愛花達と同じくらい学年全員の公認のカップルとなっていた


“優斗君が東条さんに溺愛だ”という噂が広まりあたし達は公認になっていたのだ


みんな、最初は“あの優斗君が1人の女の子に本気になるとは…”と呟いていた


まぁ、優斗の溺愛ぶりにはびっくりだけど素直に嬉しい


「帰ったらから甘えて良いから」


とギュッと抱きしめ甘く囁いてくれた


「優斗…。いくら皆が認めたからってやりすぎだよ。」


愛花は本当に呆れていた


「だって、こうでもしないと男は杏莉を狙ってるからな」


「まぁ、それもそうね」


愛花さん、納得するんですか…
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