【完】想うのはこれから先も君ひとり
俺の隣で泣く小さな女の子
泣いても泣いても涙は枯れないみたいだ
俺はどうして良いか分からず杏莉を抱きしめ頭を撫でた
“1人の時は何してるんだろう”とか“寂しくないのか”とか…
家に帰ると考えるのは杏莉のこと
俺に何が出来る?
何をしたら君は喜んでくれるのだろうか…
杏莉の頭を撫でながらそんなことも考えた
“ごめんね”と聞いてきた杏莉に“落ち着いたか?”なんて聞いてみると小さく頷いた
だけど、まだ身体は震えていた
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫!!ありがと。」
「ウソつけ。本当はまだ落ち着いてないんだろ」
“大丈夫”というのも心配を掛けまいとする杏莉なりの強がりだと俺は思う
そういうところは愛花とそっくりなんだな…
泣いても泣いても涙は枯れないみたいだ
俺はどうして良いか分からず杏莉を抱きしめ頭を撫でた
“1人の時は何してるんだろう”とか“寂しくないのか”とか…
家に帰ると考えるのは杏莉のこと
俺に何が出来る?
何をしたら君は喜んでくれるのだろうか…
杏莉の頭を撫でながらそんなことも考えた
“ごめんね”と聞いてきた杏莉に“落ち着いたか?”なんて聞いてみると小さく頷いた
だけど、まだ身体は震えていた
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫!!ありがと。」
「ウソつけ。本当はまだ落ち着いてないんだろ」
“大丈夫”というのも心配を掛けまいとする杏莉なりの強がりだと俺は思う
そういうところは愛花とそっくりなんだな…