大輔。
ウミ。
「…わ」
「綺麗だなーっ!」
「そうだね!もう夕方んなっちゃったけどね☆」
「すっげー綺麗だなー…。見とれる」
「そだよね…。きれー…」
本当に綺麗だと思ったから、思わず太陽を見ると、目が輝いた。
「…っ!!お…お前より、海の方が断然綺麗だけどなっっ!!」
ん?大輔が珍しく焦ってるよ?もしかして、私が可愛すぎて見とれちゃった!?なーんてっ。
なぁに妄想してんだ、私は。このバカバカ~ッ!!
「なんか気分悪くなってきた…!!かか、帰るぜ?」
「えー…。私はもっといたいな?」
「なんだ?俺ともっといたいってか?」
「ちち…違うもん!」
やっぱこうなるんじゃん。
私、やっぱり大輔には勝てないみたい☆