だって好きなんだもんっ
「龍〜気になるじゃん!」
あたしがそういっても
「気にしなくていい」
の一点張りで
仕方なくあたしは話題を変えて
一人でペチャクチャ喋ってた
「龍、明日大学午前で終わるから会いに行っていーい?」
「はぁ?」
あたしの言った言葉に
眉を寄せて呆れた声を
出したかと思うと
「無理。大人しく帰れ」
即座にそう言われた
「そ、そんなこと言わなくても…」
「うっせぇな…。中学にまでくんな!」
そう、龍はあたしより
四つも下の中学三年生
「いつも行ってるじゃん」
「それはお前が勝手に…」
「じゃあいいでしょ?」
「じゃあってなんだよ…。ぁーもう勝手にしろ!」
いつも冷たい龍だけど
なんだかんだで優しい龍が
あたしは大好きです♪